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新着情報

川添代表による「学問への扉」と題する講義が行われます
川添代表が7月19日と26日の2回にわたり、大阪大学の招きにより1年生を対象とした「学問への扉」と題する講義を行います。
「NEDIA Day 東北ふるかわ」開催のご案内
川添代表が代表を務める、「NEDIA DAY東北ふるかわ」が開催されます。 日 時: 7月12日13:00から 場 所: アルプスアルパイン㈱仙台開発センター 川添代表による開会挨拶に続き、当NPOの会員でもある 江刺正喜氏が講演をされます。 詳しくは をご覧ください。
第21回定時総会の開催

21回定時総会が引き続きオンラインにより、628日(水)午後6時から開催されました。川添代表理事の挨拶に続いて、令和4年度の産学官共同開発事業など各事業における活動内容の説明と決算報告がありました。

続いて令和5年度の事業計画と予算が示されました。産学官共同開発事業では新材料の設計、新産業創出事業では省エネルギー技術および宇宙産業技術の開発、情報収集と発信および人材育成では創造力を育む科学教育活動への支援、などが提案され了承されました。

令和4年度定時総会の開催と学際科学セミナーについて
来る6月28日水曜日午後6時より科学協力学際センター 令和4年度定時総会をオンラインにて開催致します。 今回も新型コロナウイルスの感染拡大防止という観点から、前年度と同じ要領の「書面表決」にて行いますのでご理解をお願い致します。 総会終了後に郷土史家、仙台郷土研究会役員、木村紀夫氏より「仙台藩は賊軍に非ず 西郷隆盛と戊辰戦争」と題して学際科学セミナーを開催予定です。 令和4年度定時総会の開催と学際科学セミナーについて 1.日 時  令和5年6月28日 (水曜日) 午後6時00分より オンライン 2.総 会  午後6時00分から午後6時30分 第1号議案 特定非営利活動法人科学協力学際センター令和4年度事業報告 及び会計収支決算報告に関する件 第2号議案  特定非営利活動法人科学協力学際センター令和5年度事業計画 及び会計収支予算に関する件 第3号議案  監事理事選任について <学際科学セミナー> 講師:郷土史家、仙台郷土研究会役員、木村紀夫氏 題目;「仙台藩は賊軍に非ず 西郷隆盛と戊辰戦争」 講演要旨につきましては3月16日掲載の河北新報夕刊「河北抄」をご覧ください。
第59回市民型講座開催(オンライン)のご案内
NPOオンラインセミナー 第11回  3月7日(火)18時より 講演者 大和田雅人氏(フリージャーナリスト) 元河北新報社論説委員 講演タイトル 「宮城県美術館  誕生から移転断念まで」

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市民型講座

第60回:「過去への道しるべ -放射性炭素年代測定法の最前線-」
第60回:「過去への道しるべ -放射性炭素年代測定法の最前線-」 開催日時:令和5年4月26日 18::00〜 講演者  大森 貴之 氏 東京大学総合研究博物館 放射性炭素年代測定室 特任研究員 放射性同位元素を使った最新の高感度年代測定についてお話し戴きました。 普通の炭素の原子量は12ですが少し重い14は放射性で、約5千年の半減期で分解してしまいます。従って5万年くらい前に作られた土器や生まれた生物などに大気から取り込まれて以来、現在までに残っている量から年代が測れることになります。しかも地球上には極めて僅かにしか存在しないので非常に高感度に測定出来るとのことです。 この測定法について装置の開発、縄文時代の土器の分析、気象変動の解析、人類移動の歴史、などの年代測定の結果が紹介されました。 ご自身の研究も含め、測定も益々高感度、短時間、小型化、標準化による精度の向上が急速に進んでおり、最近ではマイクログラムの試料で、1日あれば測定出来る装置を開発中とのお話でした。
第59回 「宮城県美術館  誕生から移転断念まで」
第59回 「宮城県美術館  誕生から移転断念まで」 開催日時:令和5年3月7日 18::00〜 講演者 大和田雅人氏(フリージャーナリスト) 元河北新報社論説委員 落ち着いた佇まいで一帯が市民の憩いの場にもなっている川内の県立美術館に移転の計画があるとの県のニュースを2019年の暮れに聞いて、“何故”と思った人も多かったと思います。 ご講演によれば1960年ごろから既に県内の芸術家たちが美術館の建設を願って活動し、寄付までも行って当時の山本知事を動かし、国立国会図書館を始め日本の多くの公共施設や美術館の設計を手がけた前川国男氏に依頼して湿気と保温に強い2重壁構造の美術館が漸く1981年に完成に至ったそうです。その後1984年には増築され、彫刻家の佐藤忠良氏の作品も寄贈されて広く県民に親しまれる美術館に育ってきたとのことでした。 こんな由緒ある貴重な施設を当時の政府の方針で老朽化した建物の改築などへの援助金を見込んで移転計画を立てたようです。精力的な取材と論説を通して県民の訴えを歴史的科学的根拠に根ざした反対運動へと展開し、1年後に計画の断念に導いた大和田氏の功績には感謝...
第58回:「気候変動と異常気象」
第58回:「気候変動と異常気象」 開催日時: 令和4年12月9日(金)18:30〜 講演者: 岩崎俊樹東北大学名誉教授、日本気象学会元理事長 ご講演では1。の温暖化のしくみで、温暖化は地球が太陽光を吸収して温まり地球からは赤外線が放射されるエネルギーバランスで決まるが、大気中の温室効果物が増えると温度上昇に傾く、との説明がありました。そして気候変動についてはノーベル賞を受賞された真鍋先生が簡単なモデルを発表され、実際の値に近い結果が得られたとの説明もありました。2。の気象変動の監視と予測では、1958年に米国大気海洋庁のKeelling博士が数年の観測で二酸化炭素濃度が増えていることに気付いたことから徐々に認められるようになり、2000年には気温が1度程度上昇したとする観測結果も示されたりして気候予測、気象予測の研究が盛んになったなどの紹介がありました。続いて気象変動については3。の異常気象、4。の集中豪雨などへの影響の話があり、具体的に日本における計算結果や予測が図示されました。最後に5。の気候...
第57回: 「地域空間の創造 ―誰がどうやって進めるかー」
第57回: 「地域空間の創造 ―誰がどうやって進めるかー」 開催日時: 令和4年9月7日(水)18:00〜 講演者: 伊藤邦明 都市建築研究所代表取締役、東北大学名誉教授 先ずご自身の設計で2001年に竣工された雄勝硯伝統産業会館についてお話しされました。2011年の東日本大震災の大津波で雄勝湾一帯の家屋が跡形もなく流されたにも関わらず、同会館は構造体が無傷で残りました。先生は地元七ヶ浜町のご出身で津波についても熟知され、1階は大きなガラス開口部を通して津波の圧力を逃し、2階の収蔵庫は二重扉で外側開き、非常用電源は最上階に配置、屋上では灯台を意識したトップライトを使って救助を待つ、などの綿密な仕組みが功を奏したとの説明でした。引き続き、東北大学青葉山新キャンパスの施設(今あるものに手を加えて価値をあげる)、鶴岡市松ヶ丘開墾場(残して価値を上げる)、金ヶ崎城内・諏訪小路地区(よきものを保存する)、牡鹿慰霊碑(地域と鎮魂)などのご作品について紹介されました。いずれも歴史を重んじ、地域を意識し、人...
第56回:「民間ベースのロケット及び衛星開発の現状と課題、見通しは」
第56回:「民間ベースのロケット及び衛星開発の現状と課題、見通しは」 開催日時:  令和4年6月27日(月)18:30〜 講演者: 東野 和幸 ㈱ネッツ 技術開発本部長、室蘭工業大学航空宇宙機システム研究開発センター長、教授   宇宙開発に向けたロケットおよび衛星技術の日本における現状と将来について諸外国と対比しながらご説明下さいました。 まずロケットについて地球の衛星軌道に乗せるためには1段では難しく、2段式スペースプレーンと呼ばれるタイプが現在主流となって開発が進められているとのことです。 技術的には衛星軌道か遠く月や火星に向かう軌道かで大きく分かれ、再利用や有人飛行については日本は大きく遅れているようです。 衛星については地球観測、宇宙ゴミの処理、人工流れ星などがあり、大きさも100Kg程度が多いそうです。 日本の宇宙ビジネスの規模はロケット、衛星、地上局などのインフラ産業が〜3000億円、宇宙インフラを利用する衛星通信放送サービス産業が〜8000億円、カーナビ、GPS、チューナーなどの宇宙関連民生機器産業が〜3兆円程度ですが、課題としては新規ビジネスが生まれないことやマーケッ...

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